飛び石被害の実体験から学んだ、飛び石被害後の手続きや保険適用について共有します!

ども、スキッパーです。

購入後わずか半年の新車「CX5」のフロントガラスにヒビが…。

前回の記事で語った通り、高速道路を走行中に飛び石被害にあってしまいました。。。

今回ようやく一連の処理が完了したので、やらないといけない事をまとめようと思います。

結論!飛び石被害を受けたらやる事リスト

早く情報が欲しい人もいるので、先に結論から述べてしまいましょう。

  1. 警察に事故の報告
  2. 自動車保険に入っている場合は、保険会社へ連絡
  3. ディーラーや車屋さんに修理依頼
  4. 修理&支払い

以上!スキッパーの場合は、被害から5日間で完結しました!以下詳細です!

1. 警察に事故の報告(事故証明)

走行中に起きた事故は、被害の軽重、相手がいようがいまいが、全て警察に届け出る通知義務があります。もちろん飛び石も走行中の事故のひとつ!
後述しますが、警察の届け出が無いと車両保険が下りない場合があるので重要です。

「飛ばした相手も分からないし、飛び石ごときで届け出だすのもメンドクサイ」なんて思わず、ちゃんと届け出しておいた方が確実です!

事故証明の方法(所要時間:約10分)

届け出の方法は、最寄りの交番で書類を書いて提出するだけ。
僕の場合は、自宅に戻ってから最寄りの警察署に電話で問い合わせたところ、「運転免許証・車検証・自賠責保険証明書を持って署に来てくれ」とのことだったので、言われた通りに持っていき、いくつかの質問に答えて書類をちょろっと書くだけでOKでした。(写真も警察の方が撮ってくれた)
所要時間はわずか10分!あとあと保険会社と揉めないようにやってしまいましょう(笑)

ポイントは「被害にあった場所」を覚えておくこと。
ここが分からないと書類が書けないそうです。
僕は被害を受けた正確な場所は分からなかったのですが、「ここまでは確実に大丈夫で、この辺りで気付きました」と正直に答えたところ、「じゃこの辺で」という感じで被害場所が決まりました(笑)

高速道路走行中の事故の管轄は「高速道路交通警察隊」

スキッパーは高速道路走行中の飛び石被害でした。本来、高速道路上で起こったことは「高速道路交通警察隊」管轄になるらしく、届け出もそちらに出す必要があるらしいです。

ちなみに、スキッパーは帰宅後に最寄りの警察署に連絡しましたが、交通課の方が最寄り警察署内で対応してくれました。事故証明のために高速道路交通警察隊が在中するインターチェンジまでいく必要が無くなったのでとても助かりました。一度最寄りの警察署に連絡すると良いですね!

2. 保険会社に連絡

車両保険に入っている人は、飛び石も保険で直すことが出来ます。

「ちょっと傷ついただけだし、直さなくてもいいか」は、フロントガラスの場合は超注意!風圧や虫の激突など、衝撃にされされやすいフロントガラスは、小さな傷からビシッと急にヒビや割れに進展する事があるんだとか。直しておいた方が無難です!

スキッパーのケースでも、最初は10cm程度の小さなヒビでしたが、翌日には15cm、その次の日には20cmと、5cmペースで進行していきました(笑)
いきなりバリーンといくんじゃないかとヒヤヒヤものでしたよ(笑)

保険適用の条件に事故証明が必要

基本的には警察が発行する事故証明が必要なので、事故にあったらすぐに警察に届け出ておきましょう。なお、保険屋さんによって事故証明がいらない場合もあるようです。(後で揉めないように要らないと言われても届け出しておくことをオススメします)

保険を適用して直す場合、等級が1等級下がる

飛び石による被害で自動車保険を利用すると、翌年の自動車保険の等級が1等級下がってしまいます。等級は下がれば下がるほど保険料は上がってしまうため、保険を利用した方が得か、利用しない方が得かを計算する必要があります。

なお、スキッパーが保険会社へ連絡した際は、きちんと等級の説明がありました。その際に「翌年の保険料がいくら増えるか」を聞いてみたところ、後日金額を伝えてくれました。(どっちがお得かも教えてくれました)

石を飛ばした人に賠償させるのは困難

「なに石飛ばしとんじゃ!金払わんかい!!!」なんて恐いこと言うのはやめましょう。飛ばした人も悪気はありません(笑)それに、やるせない気持ちは分かりますが証明が難しいので賠償請求してもらうのは困難なようです。辛いですが諦めましょう…

通常の事故であれば、警察に報告をして、相手との過失割合を決めることになるでしょう。しかし、飛び石は誰が悪いというものでもなく、また、どの車両が石を跳ねさせたのかを証明するのも困難です。そのため、飛び石被害については、基本的に加害者に損害を賠償させることはかなり難しいと考えていいでしょう。

https://life.oricon.co.jp/rank_insurance/special/mechanisms/stepping-stone/

保険会社からのヒアリング&保険料の案内通知

保険適用を希望している旨を伝えたところ、保形ん会社の営業さんがヒアリングにやってきました。被害の写真を撮ったり、どこでどんな状況だったかを細かく聞かれましたが、警察の届け出時に一度聞かれている事がほとんどです。

その後、等級ダウンに伴う保険料UPについて説明をうけ、保険適用して修理するかの意思確認されました。

3. ディーラーや車屋さんに修理依頼

飛び石被害はフロントガラスのケースが多いです。先ほども述べた通り、フロントガラスの小さな傷やヒビは、急激に進行する場合がありますので早急に修理依頼しましょう。

スキッパーの場合、新型CX5のフロントガラスの修理(交換)をディーラーのMazdaにお願いしたところ、15万円弱のお見積り( ;∀;)

ガラス交換は時間がかかりやすい

Mazdaの担当営業さんにお話し伺ったところ、ディーラーであってもガラスの修理は外注なんだとか。新しいガラスの手配にガラス屋さんとの作業段取りなどもあり、早くても3日程度のお預かりになる事が多いそうです。

そうなると必要なのが代車。Mazdaさんは無料で貸出してくれました(しかもガソリン代の請求なし!)が、通常は代車の費用を請求されることが多いと思います。ここは特約に入っていない限り保険適用外となりますのでご注意を。

4. 修理&支払い

結局スキッパーは、保険を使ってディーラーさん(Mazda)に修理を依頼しました。かかった費用は特約で定義された5万円。修理期間は3日。残りの10万円ちょっとは保険適用が確定し、保険会社から直接ディーラーさんに支払われました。

これにて一件落着!

スキッパーと同じく、不幸にも飛び石被害にあってしまった方の、少しでもお役に立てれば嬉しいです!

スキッパーの被害状況詳細(え?聞いてない?w)

序章 ~嵐の前の晴天~

休日の昼、彼女と二人で金沢に買い物に行こうということになりました。
念のため行っておきますが、家を出る時やコンビニに立ち寄った時など、車を確認する機会は何度もありました。が、もちろんフロントガラスにヒビなど入っていません!

高速道路(北陸自動車道)で金沢に向けて発進!
天気も良くってドライブ日和!ルンルンで軽快な音楽を爆音でかけちゃったりして、トークも弾み楽しい時間を過ごしていました!

そう。。。あの時がやってくるまでは。。。。

飛び石被害は意外と気付きにくい?

高速道路にのってから30分ほど経った頃、助手席に乗ってた彼女が急に

「え?!なんかヒビ入ってない???」と一言。

は?何言ってんの?と思ってよく見ると、運転席側の側面からピーっと一筋のヒビが!!!!はいオワタ!

まぁ運転に支障ないからとりあえずいいやと思い、目的地に着いてからヒビを確認したところ、フレームすぐ横に小さな傷があり、そこから一筋のヒビが伸びていました。どーやら飛び石っぽい。

ただ、飛び石被害にあった知人の話では「石が飛んできて当たるまで目視
(それもスローモーションのように)できた」って言ってたのを聞いてたし、大きな衝撃音がしたりで気付くものだと思っていたので、まだ確証はもてず。。。
意外と気付かないもんですねー。気になってググってみたところ、結構気付かない内にできてるようですよ、飛び石での点傷。

とりあえず、何事もなかったように金沢で買い物を終えて帰宅(笑)

そこからあれやこれやと調べたり電話して聞いたりして処理を行いました。
ただ、全部簡単だったので、ひと記事にまとまってるといいなーと思い、記事にしました。ほんと簡単なんで、めんどくさがらずにやってくださいね(笑)

警察への届け出(補足)

警察に届け出をしようと電話すると、交通課の方が丁寧に事情を聴いてくれました。高速道路走行中の事故は、管轄が高速道路交通警察隊になるらしく、本来は届け出も高速道路交通警察隊へ出向いて行う必要があるらしいのです。ただ、飛び石の事故証明くらいなら最寄りの警察署でやってあげますよ、と言っていただけたのでお言葉に甘えました。柔軟な対応に感謝!
10分くらいで終わりましたし、事故証明の写真も警察の方が撮ってくれたので簡単でした。

「お役所仕事は融通が利かない」なんて声をたまに耳にしますが、最近は結構柔軟に対応してくれるんですね!いい人にあたっただけかもしれませんが、この交通課の方の対応は素晴らしかったです!感謝!!