ナイトゲームでのジギングで冬のマゴチ51cmをGET!|福井・越前海岸の釣果報告&マゴチの生態まとめ
- 2019.02.21
- 釣り
ども!新人アングラーのスキッパーです!
年が明けてからというもの、越前海岸の釣り状況は激渋!上級者の方はポイントを変え手法を変えで釣果を上げてらっしゃるようですが(インスタ調べw)新人アングラーのスキッパーにとってはボウズを通り越してスキンヘッドが続くツライ日々でした。
2月に入ると越前海岸でメバルやアジがちょこちょこ連れ出し、ヤリイカを爆釣されている方もチラホラ。ホント凄い。
スキッパーと会社の釣り部メンバーはと言いますと、絶賛ライトゲームが流行っていて仕事終わりにワームを賭けたワンナイトマッチが繰り広げられています(笑)
そんな中、スキッパーにも久々の釣果が!ナイトゲームでのジギングでマゴチを釣りあげました!めちゃくちゃ嬉しかったので、BLOGにもアップします!
久々の釣果報告!マゴチが釣れたよー!
ドーーーーン!!!51cmのマゴチです!!久々の大物でめちゃテンションあがるー!!!
ではでは、釣果データから行ってみましょー!
天気・潮汐・時間
まずはその日の環境から。
天気:晴れ
風:途中から爆風…
気温:最高 12.8 度 / 最低 4.2度
潮汐:大潮
釣行時間:21時~23時
釣り上げた時間:22時15分頃
マゴチを釣り上げたポイント
スキッパーは福井県民なので、もっぱら越前海岸で釣りをします。今回は、福井県坂井市三国にある有名な釣りポイントで「福井新港」と呼ばれているエリアに行きました。
このエリアは 三国突堤やパイプラインなどの有名な釣り場がたくさんあります。今回は福井新港第二排水溝での釣行です。冬のシーズンだと、アジ・メバル・サヨリ・カサゴなどの釣果情報をよく聞きます。
仕掛け・装備
ロッド
ダイワ(DAIWA) シーバスロッド スピニング ラテオ 96M・Q
スキッパーのライトショアジギングご愛用ロッド。前は同メーカーのシーバスロッド「レイジー」を使っていましたが、根掛かり対応で大ボケかまして折っちゃっいました(笑)今回使っている「ラテオ」の方がレイジーよりもショアジギング寄りのモデルで、遠投性が強化されてます。50gまでのメタルジグをかっ飛ばせるスペックがあるので、こちらを選びました!
リール
ダイワ(Daiwa) スピニングリール 4000 カルディア(2018) LT4000-CXH
コスパがめちゃくちゃ良い名作。師匠にオススメされて言われるがまま購入しましたが、間違いはなかった(笑)4000番を使っているので、中型青物くらいは対応できるはずです。乾いたドラグ音が心地よいです。
ラインシステム
Peライン6本巻き1.5号くらい+ショックリーダー#10
こちらも釣り始める時に師匠のオススメで購入したため、細かなメーカーなど覚えておりません(笑)今度確認して編集しておきます!
ルアー
【デュオ】ビーチウォーカー フリッパーZ36 ピンクゴールドOB
ヒラメをサーフから狙うべく購入。スローでリトリーブするだけでしっかり動いてくれる初心者に優しいメタルジグです。経験上、スローリトリーブ中にたまにトゥイッチさせるくらいのアクションが反応がいいと思います。
価格が他のメタルジグと比べてやや高めの¥1,300前後なので、ロストした時の落ち込み度もやや高め(笑)
釣り方・状況など詳細
仕事終わりに釣り部メンバーとライトゲームへ!
日中は小雨ながらも風が吹き荒れていたものの、夜になると風はほぼなくまさにライトゲーム日和!新品の月下美人タックルを卸し、アジ・メバルを狙う。ほどなくして釣りメンバーのP氏がアイナメをGET!おぉ!なんだか今日は釣れそうな気がするーーー!!!
ところがどっこい。22時を過ぎたあたりからまたもや風が吹き荒れ、小雨も降ったりやんだり。。。ただ、予報では風はでない感じなので、一時的なもんかなーと思い続行。ただ、さすがに風が吹き荒れるなかで1gのジグ単を操るのは無理ゲーでした(笑)
休憩する流れになったところで、1人抜け駆けしてライトショアジギング用のタックルをいそいそと取り出し、ヒラメ特化型のメタルジグ「ビーチウォーカーフリッパー」をセットして… 「ていっ!!!!!!!!」 とキャスト。
5投目くらいだったかな?
ボトムをズル引きする感じで基本スローで巻いて、たまに小さくシャクリを入れていると……
ズンッ!
はい、根掛かりでした。グーっと引っ張ると伸びる感覚があったので、おそらく海藻の根に引っかかった模様。幸い、引っ張ったらポロっと外れた感触が。そのままスローで巻こうとハンドルを3回ほど巻いたところで、
ズズンッ!!!
と今度こそ魚の感触!「っしゃーー!!!」と声が漏れます。
青物とかシーバスとかとは違って(釣った事ないけどw)、めっちゃ引く感覚ではなく、重いものをグーっと引っ張っる感じで、先っぽでビチビチと動いているような感触でした。
手前まで寄ってきてビチビチと暴れる魚影を発見!マゴチだ!しかも結構デカい!!
ここでプチハプニング。暇つぶしと思って投げてたのでタモは車のトランクの中(笑)
そこは仲間で釣りに行った時の心強いところで、スキッパーの「っしゃーー!!!」を聞きつけて様子を見に来た社長がタモ入れしてくれました!
社長のタモ、これにて入魂!処女を奪ってすいませんでした(笑)
計測したら51cm!まずまずの良型!
フラットフィッシュを狙うときは「根(沈んだ岩などの障害物)」を狙うのが定石らしいです。今回のポイントはサーフではなく漁港から狙っているので根のある場所は分かりませんでしたが、直前に根掛かりしただけに、やはり障害物付近に潜んでいるベイトを狙って根にやってきたんだと思われます。
皆からの祝福をうけ、釣り部のコンペでも得点を大幅に伸ばし最下位から暫定1位に踊りでました!最高マゴチ!大好きマゴチ!
他のメンバーもジギングにスイッチ!ほどなく社長がボラをスレ掛かりでGET!その後はしれっとカサゴもGETしていました(笑)
そんなこんなで釣行メンバー全員が釣果を上げたところで納竿!いやー、仕事終わりに楽しめる趣味って最高だー!!
釣りを勧めてくれた社長と師匠に感謝!
マゴチを捌いて食す
ナイトゲームの辛いところは、夜つかれて帰ってきてからの魚の下処理ですね。。
せっかくマゴチを釣ったので、「フグに勝るとも劣らない」と評価をうける絶品の身を刺身でいただきたい!なので、現場で血抜きをしたとはいえ、さすがに内臓つけたまま一晩寝かせるのは勿体ない気がしました。
0時をまわった深夜から、晩酌で芋焼酎をあおりながら下処理スタート。
根魚独特のヌメリと格闘しながらも無事に3枚に卸し終えました。
ヌメリで滑るのと、あちこちに鋭い棘があるので捌くときには注意が必要です。先に危ない棘とかを切り取る方がいいらしいのですが、めんどくさいのでそのまま捌きました(笑)
平べったいフォルムなので、三枚おろしにするとかなり肉厚な切り身になりました。これは旨そう!捌きながらも酒の肴にちょいちょい食べましたが、流石に直後とあって弾力がすごい!固いゴムの食感でした(笑)
そして一日寝かせた半身を刺身とムニエルに。
マゴチの旬は夏らしいのですが、冬のマゴチもめちゃくちゃ美味でした!!
淡白な白身なんですが、刺身で食べるとほのかに甘みもあって、わさび醤油がめちゃ合う!さっぱりしていてペロリと無くなっちゃいました。
ムニエルも美味!!皮をオリーブオイルで香ばしく焼いて、味付けはハーブソルトとバナー。白ワインなんて無いので調理酒でフランベもどきをするだけ!ものの5分でめちゃくちゃ旨いムニエルが出来ました!
残りの半身はどうやって食べようかなー!楽しみです!!
今回学んだこと
- 状況に応じて釣り方(狙い)を変えるのが吉
- ルアーが海の中にある時間が長けりゃ長いほど釣れる(当たり前だけどw)
- マゴチやヒラメなどのフラットフィッシュを狙うなら、根を見付けて探るべし(激しいアクションは不要)
- 夏が旬のマゴチは、冬も超絶美味
こんな感じです!またまた釣りにハマってしまった!!
ヒラメに続き、釣りあげた魚種を深堀りする「生態まとめ」も書こうと思います!
が、今日はここまで!!
マゴチの生態まとめ
スーパーなどにはあまり出回らない魚なので聞き馴染みのない方もいらっしゃるかもしれませんが、マゴチは海釣りアングラーには美味で有名なお魚です。
そんなマゴチについて、生態を調べてまとめました!
めちゃめちゃ美味しかったので、また狙って釣りたいと思います!
マゴチの生態
マゴチの分布
日本近海に生息する海水魚です。日本海側では北陸沖から南、太平洋側では宮城から南に生息しています。南限は種子島あたりまでの海域とされています。
マゴチの生息域
マゴチは砂浜の沿岸や河口の海底に生息しています。海底といっても深さはせいぜい30mくらいまでの海底で生息するようですね。ヒラメは200mほどの海底で暮らすこともあるので、それと比べるとショア(陸)からも狙いやすいのでは?と思っています。
ヒラメ同様、基本的には砂泥底を好み、砂に潜ったり擬態してベイトを待ち伏せして捕食するフィッシュイーター(肉食魚)です。磯場での釣果や河口部から1キロほど登ったところでの釣果もチラホラ見かけます。
マゴチの体長
マゴチはオスとメスでサイズが異なります。メスの方が大きく50cm前後がアベレージサイズですが、デカいものでは70cmを超える事もあるんだとか。一方オスは35cmくらいまでのものが多いようです。
ちなみに、昔は「雄性先熟」 といって、オスとして成熟して繁殖に参加した後にメスに性転換して産卵をする魚だと言われていました。近年の研究では、雄性先熟でない事が分かっています。
ヒラメなどと同じで海底に居つく魚です。平べったいその姿から英語名は「 Flathead=フラットヘッド 」と、まんまの名前が付いています(笑)正面を向いたまま上から押しつぶされたような姿が特徴的です。
こうした形を魚類学では縦扁(じゅうへん)と呼び、アンコウやエイの仲間などにも見られる特徴です。海底で生活するのに適した体形で、水底で休息するとき体が安定し、上方の捕食者に発見されにくく、エサにする小動物からも隠れて待ち伏せをしやすい、底魚の知恵が詰まった姿です。
マゴチの種類
マゴチは「コチ」の本種です。他の呼び方だと、「本ゴチ」「クロゴチ」とも呼ばれることがあります。
マゴチの仲間にはメゴチ、ワニゴチ、オニゴチ、イネゴチ、アカバゴチ、ウスバゴチ、アサネゴチなど、10種類程度が日本に棲息しているそうです。
味もサイズもマゴチが良いことから、真のコチ=マゴチとなったようです。
マゴチの主なベイト(捕食対象)
マゴチは海底に潜んでベイトを待ち伏せし、エビ、小型のタコやイカ、ハゼやキスなどを大きな口で捕食しています。
ちなみに、スキッパーがマゴチを釣り上げた際の釣り場では、小型のメバルがよく釣れていましたが、メバルを狙ってきたのでしょうか…?そこは何とも言えませんw
また、底魚であるマゴチは泳ぐのが苦手です。浮袋もありません。なので、活きが良いベイトの捕食率は低いようです。ヒラメのようにベイトを追って大きく移動することもないようです。このあたりはルアーの動かし方の参考になるかもしれませんね!ちなみに、死にエサでも問題なく食ってくるので、エサ釣りの方は魚の切り身などを使う場合もあるようです。
マゴチリサーチ、今日はこの辺までとします!
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