【桃源清水】美味しい湧き水レポート|福井県鯖江市河和田地区

【桃源清水】美味しい湧き水レポート|福井県鯖江市河和田地区

ども、スキッパーです。

福井県には数多くの湧き水スポットが存在します。

普段から湧き水を使っているスキッパーが、実際に現地に行って水を汲み、飲料・料理に使用した際のレビューをお届けします。

桃源清水(とうげんしょうず)

今回の美味しい湧き水レポートは「桃源清水(とうげんしょうず)」の湧き水です。

ここはスキッパーがメインで使用している湧き水スポットで、福井県民にぜひおススメしたい場所です。

環境

田舎の更に山奥にある湧き水スポットなので、とっても気持ちいいです。

地域住民の方が定期的に清掃を行ってくれているので、衛生面もバッチリですね!

水汲み場の正面

水汲み場自体は屋根付きで、車もすぐ隣に横付けできるので、雨が降っても汲みに来やすいです。

水汲み場

水汲み場は湧き水を汲みやすい様に整備されています。蛇口をひねって出すのではなく、蛇口から常に水が出ているから勝手に汲んでねスタイルです。

結構勢いが強くて跳ね返りの水が靴とかに掛かるので、気になる方はお気に入りのシューズは避けたほうがいいですね(笑)

水汲み場周辺
水汲み場横のちょっとした日本庭園(笑)
ちょっとした日本庭園と駐車スペース

水汲み場の周辺も綺麗に整備されています。ちょっとした日本庭園と水車がついてます(笑)天気のいい日に水を汲みに来ると、本当に気持ちがいいです!

スキッパーは1週間~2週間に1度のペースで水を汲みに来るんですが、土日は結構汲みに来る方がいらっしゃいます。

多くは鯖江市内の方だと思いますが、県外からわざわざ通っているという方もよく目にします。
といっても車のナンバーでくらいしか判断できませんが、滋賀・大津・岐阜ナンバーは見たことあります。

田舎という事もあり、見知らぬスキッパーに対しても気軽に「こんにちは」と声をかけてきてくれる方が多く、世間話することもあります。

「ここが一番美味しいから」「アトピーに良いと聞いて」「娘がここの水が好きだから」
といった話をよく耳にします。アトピーの方にピッタリなのかもしれませんね!

クマ出没注意

クマが出てるっぽいので気を付けましょう(笑)

水質・効能

水質インフォメーションがありました
桃源清水の水質
水質項目 分析結果 水質の状況 美味しい水の要件
蒸発残留物 90~100mg/ℓ
(平均 95mg/ℓ)
カルシウム、マグネシウム、ナトリウム、カリウム、鉄など、主にミネラルの含有量を示しています。
量が多いと渋み・苦味・塩味等が増しますが、適度に含まれているので味はまろやかです。また、ミネラルは体の調子を整える働きをし、骨粗鬆症や貧血の発生を抑制するといわれています。
30~200mg/ℓ
硬度 52~55mg/ℓ
(平均 54mg/ℓ)
ミネラルの主成分であるカルシウムやマグネシウムの含有量を示しています。
カルシウムには血行促進作用があり、マグネシウムはカルシウムの働きを助けて身体の機能を調整するといわれています。
また、高度が低い水は「軟水」と言われていますが、中程度の軟水なので、コーヒーや紅茶、料理に最適です。さらに、軟水は皮膚細胞を活性化して、ひびやあかぎれを防ぐ美肌効果もあります。
8~120mg/ℓ
有利炭酸 0.5mg/ℓ未満 水に溶けている炭酸ガスのことで、適度に含まれると、水にさわやかな味を与え、多いと刺激が強くなります。 01~30mg/ℓ
有機物 0.3mg/ℓ未満 水中に含まれる有機物の量を示し、有機物の多い水は渋みが増しますが、有機物をほとんど含んでいません。 2mg/ℓ以下
水温 11.7~13.5℃
(平均 12.4℃)
水の美味しさを左右する要因となりますが、10℃~15℃の水なので、清涼感のある美味しさを感じさせます。 基準はありません
pH値
(水素イオン濃度)
8.1~8.3(平均 8.3) 水溶性の性質(酸性・アルカリ性)の程度を表す単位で、pH7は中性、これより低い方を酸性、高い方をアルカリ性と呼びます。
「弱アルカリ性」の水は、人間の体液に近いので吸収率が高く、また、食べ物を柔らかくするため、出汁を取る料理やお茶・炊飯に適しているといわれています。
5.8~8.6

水質インフォメーションによると、確かに皮膚に良いとされていますね!

吸収率が高いので、出汁とったり炊飯に適しているようです。

歴史

歴史を語る看板が立っていました。知らないおじさんが写り込んでしまいました。

歴史を語る看板によると、桃源清水の正式名称は「桃源清水 大王聖水」というらしいです。

西暦500年ちょっとの時代、古事記や日本書紀に登場する当時の天皇「継体天皇=継体大王」が水源を求めてやってきて、好物の桃を食した後に冠を落とし、それを地元の漆職人が修復したことから越前漆器が栄えたと記されています。
へぇー!!

場所

この湧き水は、漆器で有名な福井県鯖江市の河和田地区にあります。
河和田地区そのものが山あいにあるのですが、そこからさらに山奥に存在します。
車で行けるので安心してください(笑)