根掛かりの取り方注意!下手すりゃロッドを簡単に折っちゃうぞ!
ども、ルアーフィッシングに心酔中のスキッパーです。
今回は「根掛かり」に関する記事です!いつにも増して前置きが長いので、「正しい根掛かりの取り方だけをさっさと教えろ!」という方はこちらをクリックするとそこまで飛びます(笑)
釣りを始めてもうすぐ2ヶ月。もうすっかりひとり立ちし、会社の釣り好きが集まる「釣り部(捻りなしw)」のメンバーが予定空いてなければ、フラッとひとりでポイントに入る事も多くなってきました。
そんな自称中級者のスキッパー、古人の名言をこれでもかと痛感する出来事が。。。その名言とは、「生兵法は大怪我の基」。
中途半端な知識で出来る気になっていると大けがをするぞ、という意味のことわざです。スキッパーに降りかかった災難とは…
根掛かり起こして竿を折る
ちょっとことわざっぽい言い回しになりました(笑)
磯場や水深の浅いポイント(シャロー)で起こりやすい「根掛かり」。スキッパーはこれまで何度も根掛かりを起こしましたが、幸いにも、根掛かりを解消してルアーもラインも無事に回収する事が出来ていました。どうやって解消していたかと言うと、
- 竿をシャクリまくる
- 竿にテンションが掛からないように、ラインがガイドに触れないくらい水平にして、リールで引っ張る
- 場所を移動して別の角度から再度シャクリまくる
でした。これ、絶対にやってはいけません。ちょっと考えれば理由は分かりますよね。こうなるからです。
そうですね、折りますよね。
ルアーを惜しんでロッド無くす
根掛かりを起こすと、「ルアー無くすの嫌だな」「ライン結びなおすの面倒だな」って思いますよね?!スキッパーはめちゃめちゃ思います(笑)その結果がこれです。皆さんは愚かなスキッパーを教訓にしてくださいね!最優先すべきはロッド!!!ロッドを安全なところに非難させてから、根掛かりと戦えばいいのです!!!
正しい根掛かりの取り方
ようやく本題です。スキッパーと同じ初心者の方は、根掛かりの正しい対処法を今一度確認しておいてください。
まずはロッドの安全確保
軽くシャクってみるのはありです。ただ、何回かシャクって無理そうなら、すぐに諦めて「ロッドの安全確保」を行ってください。これさへ行えば、最も最悪なシナリオである「竿折れ」だけは防げます!
安全確保の方法は、リールからライン(釣り糸)を出しながら、ロッドを安全な平地に置いたり、立てかけられる場所があれば踏まないように立て掛けるて置くだけです。ロッドにテンションが掛からなければ、折れることはないのです(←いや当たり前だろw)
ライン(釣り糸)を手や腕に巻き付ける
次に、更に余分に糸を出して手に巻き付けます。引っ張る時に食い込むので、素手で痛い方は腕に巻くと痛くなくて良いです。
ゆっくり引っ張ってみて、何に引っかかったか感じる
まずは、グーっとゆっくり引っ張ってみてください。その時にグイーンと伸びるような感覚が大きければ、海藻や水草などの植物に引っかかった可能性があります。そうなると回収できる可能性がUP!逆に、ちょっとしか伸びる感覚がなかった場合、磯や巨木に引っかかった可能性が高くなります。こちらは回収できる可能性がDOWNです。(共にスキッパー体感調べ)
ゆっくりと引っ張ってみる
原因を感じたら、色々と試してみましょう。ロッドは安全確保しているので大丈夫!ダメ元で色々やってみましょう。海藻などの植物の場合は、ゆっくりグーっと引っ張っていくとズルっと抜けることが多いです。逆に磯や巨木に引っかかった場合は、いろいろと角度を変えて引っ張ってみたり、リズムよくグッ、グッ、っと勢いを付けて引くと外れやすいです。
どちらも、急にラインが切れることがあるので、勢い余って後ろに転倒しないように気を付けてくださいね!
もし根掛かりが外れたら数メートル引き寄せる
運よく根掛かりが外れたら、そのまますぐに手で数メートル引き寄せましょう。せっかく外れたのに、原因となった付近にルアーを沈めると再び根掛かりしてしまいます。手に巻き付けるなりすると、ラインが絡まるトラブルも防げます。
根掛かりから復活時に絶対に確認すること
上記のように運よく根掛かりが外れ、リールにちゃんと巻き取れたとしても油断は禁物!最後に確認すべきことがあります。それは、「Peライン」と「ショックリーダー」の状態確認です。
Peラインの状態確認
ルアーフィッシングで良く使われるPeラインは、極細の繊維を編み込んで1本のラインにしています。細くて滑らかで引っ張りに強い特徴を持つPeですが、擦れに弱いデメリットがあります。編み込まれた細い糸が擦れて断線すると、その部分から切れやすくなるんです。なので、ラインを回収したら、目視で色が薄くなっていたり傷が無いかを確かめてください。もし発見したら、魚が掛かった時などの衝撃で切れやすくなっているので、その部分まで切って、ラインを組みなおしましょう。(メンドイですけど、悔しい思いをしなくてすみますw)
ショックリーダーの状態確認
ルアーフィッシングに良く使われるショックリーダーは、擦れに弱いPeラインの緩衝材となるラインです。根掛かりしてあちこち引っ張った時などに磯や海藻の固い部分などに擦れていると、傷がつきます。ダメージが蓄積するといくらショックリーダーと言えども切れてしまいます。なので、回収後は必ず指で摘まんで全体をスーッとさすってみてください。傷があると指の腹にコツっと当たるような感触があります。その場合は魚が掛かった時などの衝撃で切れやすくなっているので、ショックリーダー部分のみ取り換えることをオススメします。
以上が正しい根掛かりの対処法です。
ルアーやラインをなるべく回収することで、環境保全にもなりますし、なによりお財布に優しくなります(笑)
ロッドの安全を確保した上で、いろいろと試してみてくださいね!!
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